ナガミヒナゲシと藤の木

「散歩の草花図鑑」という本を買いました。
例のごとく、本屋さんで衝動的に手に取ったものです。
何時の頃からか歩く道すがらよく目にする薄いオレンジ色で
風にゆらゆら揺れている可愛い花が「ナガミヒナゲシ」という
名前だという事が分かりました。
本によると
「初夏の風物詩としてすっかり定着、爆発的に広がった橙色のポピー」
「2000年代に入り突然爆発的な勢いで繁殖し、あっという間に広がっていった。
一つの花から数百、数千単位のタネができる。
劣悪な環境でも開花し、十分すぎる位のタネを残す」
なるほどよく目に留まります。
雑草の仲間に入るようですが、摘んでしまうには惜しいので
我が家の狭い庭の隅にも少し咲いています。

今日の午前中、庭にある花が咲き終わったばかりの藤の木の枝とつるを
伐採しました。我が者顔に緑の葉を茂らせ、いつの間にか公共の道路に
大きく広がり、これはいけないと慌てて切ることにしたのです。
植木鉢で購入したのですが、凄まじいほどの生命力で周りの木を絞め殺し、
フェンスまでも捻じ曲げ、ゆらゆらと食指を延ばす様子は恐ろしさを
感じます。それでもご近所の方からは今日も「楽しませて頂きました」と
声を掛けられ、好意的に花を観て下さったことに安堵しました。

ナガミヒナゲシも藤の木も植物の生命力は凄いと感嘆しきりです。

明日からはゴールデンウイークが始まります。
コロナ禍での休日。複雑な気持ちで迎えます。


来週の予定です
5月3日(月曜日)　11時～20時　　5月6日(木曜日)　12時～20時
イオンモール津田沼店3F　占いのアリーナのブースにおります