メルケルさんのスピーチの魅力

アンゲラ・メルケルさん、ドイツの首相です。
先月12月１０日にドイツ議会でコロナ対策についての国民に対するスピーチが注目を集めています。
こぶしを握り締め、感情をあらわにしたメルケルさんの姿がテレビの画面を通して強く印象に残りました。

それ以前にもドイツ国民に対するコロナ対策についての心に響く別のメッセージを友人を通して私達仲間にメールで届き、感動した経験がありました。

今回は更に「魂の演説」と言われるような「メッセージ」として受け止められているようです。
そこで政治家としてではなく、このようなメッセージを発信するメルケルさんとはどんな人なのかを
ホロスコープとサビアンシンボルから観てみたいと思います。

1954年7月17日ドイツ、ハンブルグ生まれ、生後数か月後に東ドイツに移住
35歳の時に1989年11月のベルリンの壁崩壊を経験しています。

水のエレメントの強調、感情豊かです。
蟹座に太陽と天王星が合、水星と木星の合が入っています。
それらの惑星は9ハウス(高度の教育、宗教、哲学、外国などのハウス)にあると推定しています。
独創的で高度の知性を持ち、探求心旺盛、善良でユーモアがあり、学者肌、親切な博愛主義者となります。

知性、言葉を表す水星は蟹座の10度、サビアンシンボルは
「完全にカットされていないダイヤモンド」
＝忍耐力と努力を惜しまず、才能に溢れていて「自分の心の中を表現する力が備わっている人」
メルケルさんは政治家になる前は物理学者でした。優れた理論と蟹座の惑星群が表すイマジネーションと感受性豊かな心、そこから発するメッセージが人の心を打つのでしょう。

蟹座25度の太陽のサビアンシンボルは「右肩越しに突然投げられた黒い影または外套」
＝社会的に有能でリーダーシップがとれる人。この度数の人にかかると今まで混乱してきた事もまるで魔法にかかったかのようにすっきりまとまる。強い意志に満ちていて人々を圧倒する。
世界のリーダーと言われる所以が分かります。

心の伴った力強い言葉が人の心を捉え納得させ行動をうながす。
メルケルさんのスピーチの魅力でした。